歴史ある鐵工所の中にあるハウススタジオ「旧海岸スタジオ川崎 第六/第七/第八」

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■夜間の撮影は、音量を最小限に抑え、搬入搬出もお静かにお願いいただきます。

■ 第六スタジオ　貴重な当時の建物をベースに、部分的にレストアし、家具類は、マルセル・ブロイヤーをはじめ、ミース・ファン・デル・ローエなど20世紀のモダニズム建築家らによって、デザインされたもので構成されています。家具のほとんどは、ドイツやチェコスロバキアなどから輸入したかなり貴重なアンティーク家具です。チェスカチェアもリプロダクトものではございません。

■ 第七スタジオ　3階に位置する天高のスタジオ。壁面には、高さ320cm x 横540cm のレコード棚が設置してあります。（レコードはおよそ10,000枚。）反対側にはバスケットゴールがございます。部屋の両側が全面窓なので、日当たりも良く、室内は天高はありますが、大型のエアコンを完備しております。

■ 第八スタジオ　広さ280平米と北條鉄工内の最大級の広さを誇るスタジオ。数十年前には、鉄工所の原寸場として使用されていました。現在川崎市の有形文化財を申請中です。天井の梁などは現代の作りではなかなか再現できない貴重なものです。建物の構造上、エアコンが設置できないためスポットクーラーでの利用となりますのでご了承ください。

■ 第十七スタジオ　重厚な鉄の梁と木の天井のコントラストが映える空間に、異なるヨーロッパの壁紙で装飾された、海外のモーテルのような撮影スタジオです。

■ 第十八スタジオ　築80年以上の変電室に隣接されたスペースをスタジオにいたしました。天井は自然光を取り入れられるようにし、壁面には60年以上も当鉄工所で使用されてきた鉄のチェーンやワイヤーが吊るされています。 築古の無骨な鉄骨のフレームの倉庫の天井部分に明り取りを付けた小さなスペースです。倉庫内には新設の空調も完備していますので、快適に撮影いただけます。家具はアメリカのものが全てで、リペイントし、POPに仕上げています。入り口ドアからの鉄工所内の抜けは圧巻です。

■ 外ロケ１　中庭部分を撮影スペースにいたしました。各建物の異なる壁面のテキスチャーが現代では再現しずらい雰囲気を作り上げています。 常設のベンチセットはオランダのアンティークのものとなります。 芸術的な歴史ある造りの鉄工所スペースを一部撮影スペースとしてご提供させていただけることになりました。都内近郊では、あまり見かけることのない天井、奥行き、抜け、どれをとっても貴重なもので、100年を超える工場としてはここでしか撮れない画が撮れるかと思います。 滅多にお目にかかることのできない天井高の部分がシースルーになってますので、通常の直射の自然光とは異なる柔らかい光が入ってきます。 こちらのスペース部分の資材や鉄骨などは今後撤去する部分もございますので、ご理解いただければと思います。